これは7月に行った厚木家。
史上最強のラーメンを食べたと思った。
8月に行った町田商店春日井店。
(7月の無酸素旅行を除いては)久しぶりの旅行だったのですが、神奈川も静岡(浜松除く)も愛知も町田商店だらけになっていて慄然とした。世の中どうなってしまっているんだろう。
数年前に身体を悪くしてしまったので身体を労るためにしかラーメンを食べなくなってしまいました。
ところがこの年、12月になって、私の帰り道に家系のお店が2店舗も開店した。なんで今さら。
もともとあった松壱家(これも1年ぐらい前の開店ですけど)と、それから山岡家薬師店と合わせて、いきなり帰り道の選択肢が4つになってしまいました。まあ、全部増殖系のお簡易家系なんですけどね(山岡家除く)。
有楽家浜松ささがせ店。
有楽家? せっかく有楽を名乗るのなら「日本4大有楽町」のひとつである有楽街に開けばよいのに。浜松の有楽街は、そこで織田有楽斎が生誕したという伝承があります(ウソ)。鬼を大きなマスコットとしている。織田有楽斎がお茶と芸の鬼の化身でしたからね。調べてみたら、もともとここにあった一刻魁堂と経営母体が同じで、東京とか横浜とかには全然関係のない愛知県の会社によるものだという。経営するJBイレブンは愛知県知多郡の会社だそうで、織田有楽斎が知多と関わりが深かったからそれに由来する店名なのか。意外と奥が深かったりして。まあ、織田有楽斎は犬山の桃太郎伝説のモチーフのひとつでもありますからね(ウソ)。旅行中、一刻魁堂も各県で頻繁に目にしましたけど、浜松では完全に撤退したことになります。(磐田のららぽーとにはまだある)。前にはサンストリート浜北にもあったんです。有楽家といったら、私は奈良の黒塚古墳に8月に行ったんですよ。(織田有楽を祖とする柳本藩は古墳に城を作った珍しい藩)。ちゃんとそこまでレポートを書きたいんですけど。
お店は天井に巨大な鬼が描いてあります。浜松人はこういうの好きなんですよ。
白い系の家系です。
チャーシューメン濃い目1,030円を注文したんですけど、なんか手違いですごく豪華なのが来ました。(ライス付き)。手違いなので食べていいんですって。ラッキー。
この日は2回目だったんです。
前回のは普通めで頼んだので濃い目と比較するために来た。濃い目の方が抜群に良いな。有楽家のスープは一口目がほんのくすぐる程度の良い匂いで、あとはやわらかい。強さが無い。万民受けするために工夫してあるのだろうと思いました。最後まで柔らかい家系(良い意味で)。あと、ぬとぬとする(良い意味で)。あとあじが非常にぬとぬとする(良い意味で)。
チャーシューは嫌いじゃ無いけど小さいぞ(悪い意味で)。増しても満足できない(悪い意味で)。でも嫌いじゃない。
麺は全く印象に残ってない。悪い意味で。全体としてチープさが際立つ。ただし立地はすごく良い。別に家系がチープでだからなんじゃいってものだから、ここが1年後にあるかどうかは、運が左右するものだとおもう。(だってあの一刻魁堂が数年間あった場所ですから)。ただ近距離に山岡家と松壱家と一蘭と甘藍屋という弱敵がありますからね。私はたぶん数回通うと思いますけど。
魂心家とかは完まくとかいってスープを全部飲み干すとトッピングサービス券をくれるのですが(もらったことないですけど)、ここはそれをしなくても強制的にくれます。だがしかし、無料でくれるものがしょぼっ。不景気の波を切実に感じます。魂心家や松壱家は深夜でもライスや黒烏龍茶が飲み放題だったのですが、もうそれもできなくなっているのか。(今日の私はライスを無料でいただいたけど)終日ライス無料なんて今後はムリだろう。でもこの不景気で、量産型のラーメン屋を開くのが一番効率が良いというのはよく分かる。
松壱家西塚店。
もともとは浜松中心街の有楽街の脇道にあった。私が浜松駅前で働いていた頃良く通った。私は魂心家よりも松壱家派だった。浜松で初めて緊急事態宣言が出た頃、ちゃらいにーちゃんに「うちもだめみたいっすよ」と言われたのですが(ウチもやばかったし)、私が勤務地を移転した頃、このお店も有楽街から西塚町の柳通沿いに移転した。私にとってはむしろラッキー。以後良く通っている。ビールは飲めなくなっちゃったけどな。(車通り店だからお得なビールセットもなくなっちゃってる)
チャーシューメン濃い目1,060円。