Quantcast
Channel: オセンタルカの太陽帝国
Viewing all articles
Browse latest Browse all 186

魔法の国ザンス。

$
0
0


9月の20日と21日もまた伊豆に行ったのです。
今回の目的はまた大仁と韮山の図書館に行って『吉佐美古記録』を捜すことだったのですが(←やっぱり見つからなかった)、代わりに韮山の図書館で『房総の頼朝伝説』(冬花社、2013年)なる本を見つけてしまいました。おおおおお、私はこの本を8年前に欲しかった!
(良く通っていた伊豆長岡町の図書館は老朽化が理由で平成28年の4月に閉鎖してしまったそうです。伊豆の国市に3つあった図書館はそれぞれ蔵書が違ってどれもに行くことが貴重だったのに。私は伊豆長岡の図書館で故・中野貢氏に『源頼政・菖蒲御前伝説とその回廊』を(直接には会わずに)譲って貰ったのでした)

家に帰ってAmazonで検索してみたら、あっさり買えてしまいました!(今日届いた)



『房総の頼朝伝説』 笹生浩樹・著、1300円(税別)。
個人的になぜか房総半島はVガンダムのイメージがあるので、1/300のVガンの人形と並べて撮ってみました。このVガンは昨日買ったのです。ガムが入ってて食玩扱い(500円)なので(バンダイ製なのに)住吉町のマックスバリュで(笑)。さすが500円なのでVガンダムはクォリティがそれなりなんですが(ヴィクトリーはこんな色では無い!)、ガンイージはめちゃくちゃかっこいいです。500円でこんなのが買えるなんて日本て何てスバらしい!

わたくし、頼朝伝説を求めて2009年に房総半島を旅したことがあるんですが、あの時かなり調べ込んでから(←それはどうだったかな)房総に行った記憶があるんですけど、あの頃は調べてもこんなに情報量は無かった。(それでも全部廻りきれなかったのに・・・) この本を片手にまた房総半島に頼朝巡りに行きたいですねえ。半島って素敵ですねえ。
確かあのとき、「伊豆半島の頼朝伝説は20年間かけての伝説の蓄積だから、変な伝説やらささやかな伝説やらがてんこ盛りだけど、房総半島の頼朝はたった半月で広い半島を駆け抜けたから、“駆け抜けた爆走伝説”が主である」と書いた記憶があるのですけど、この本を読んでみるとけっして左右(そう)ではありませんね。ああまた房総に行きたいぬ。・・・ていうか、私は8年前にこの記事を完結させてないのですね。仁右衛門島の奥のお宅で土肥氏に関する面白いお話を訊いたりしましたのに。あぁまた新たに頼朝様の記事を書きたい。


せっかくなので、google地図で『房総の頼朝伝説の地図』も作ってみたいと思いました。

  ★そうか、まかだなあ★ ・・・まだ10年前に自分が行った場所のみですけどね。
       10年計画で充実させます。


ついでに、10年前に作っていた『伊豆の頼朝伝説』の地図。
私は最初これをBingの地図で作っていたのですが、Bingがどんどんどんどん不便になっていったので、諦めて地図製作をgoogleに移した苦い経験がある。で、10年ぶりに改めてBing版を見てみましたら、極めて魅力的な見た目に戻っているじゃありませんか! (なんと、ピンの隣りに項目名が表示されているのです。これはgoogle地図より機能的に優れている点です) でもしかし、他のいくつかの機能がgoogleより劣っている。(ピンの形が選べない点とか、写真が表示できない点だとか、リンクを貼れない点だとか)。10年前のBing地図は写真はいくつでも表示できたし、大きな写真は拡大できたし、文中にタグを多用すらできたんですよ!
自分的に言えば、10年前に本を沢山読んで調べたことは、今ではほとんど忘れてしまっているので、この手の情報が蓄積されているページは非常に便利でありがたい。ほんとうにしょうがないので(自分のために)『伊豆の頼朝伝説の地図』も改めて作り直すことにしました。

  ★(bing版)『伊豆の頼朝伝説』 ・・・(※表示されない、、、)
  ★(google版)『伊豆の頼朝伝説』 (今のところまだ少し)



おそらくすべての記事は書き下ろしになるだろう。
・・・私はこの手の物を作成しても完成させたことがないし、「いいかげんにしろ!」「もっと他にすることがあるだろ!」と思わなくも無いのですが、でも、どこかへ行く度にその都度その都度本を読んで調べ直すのも大変なので、こういう風にメモしておける場所は(自分的には)大切なのです。
10年前のBing版とこれから充実させる予定のgoogle版を見比べると、たぶんかなり食い違っているだろうと思いますが、これは10年前の私と現在の私の蓄積された情報量の差です。この10年間で私は伊豆の源頼朝公についてかなり詳しくなってるという錯覚がありますが、それでもまだ行ったことの無い場所や見つけてない場所があるし、知らないことも随分ある。すべてはまたこれからの10年計画です。(そろそろまた私は伊豆に再び引っ越す計画を本格的に検討していますよ!)





さて、ついでなので6月~8月までに行った下田旅行のことは一旦置いて、9月の大仁旅行のことを先に書いてしまいたいと思います。(こっちの方が簡単に終わりそうだから)

ここのところ、10時ぐらいに気賀の家を出て、新東名の浜松サービスエリアのスマートインターから高速に入って、2時間くらいかけて昼頃に伊豆に着くのが定番になっています。そうすると着く頃に程よい具合に小腹が空いているから。・・・しかしこの日は早くに空腹に目覚めてしまい、森のサービスエリアでそばを食べた。



つけとろミニかき揚げ丼、980円(税込)
とろろ(じねんじょ)にそばを浸けるとこんなにうまくなるとは知らなんだ!

そこから飛ばしに飛ばして伊豆に着き、まず目指すは韮山の図書館。


韮山時代劇場。この巨大建築物の一棟に韮山図書館がある。

ところが着いてみますと、入り口には「本日休館日」の張り紙が。
なんでや、今日は水曜日じゃぞ。定休日は月曜日でしょ?(・・・なんでも伊豆の国市では休館日をずらすために、大仁の図書館の定休日は月曜日、韮山の図書館の定休日を水曜日にしているらしいのでした)。でも前から私はこんなのばっかり。こんなに本好きなのに図書館ってほんとに相性が悪いのです。

失意のまま向かったのは、韮山町と函南町の境の奈古谷地区にある天長山国清寺。



このお寺も来るのは10年ぶりぐらいですね。懐かしいですね。
この巨寺は室町時代には「関東十刹」のひとつだったこともあるほどのお寺なのですけど、現在は無住。隣接する高岩院(国清寺の末寺)の人が主に手入れをしていると思われるんですが、その高岩院の方も入り口に「山門不幸」の札がかかげられていて、悲しくなってしまいました。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 186

Latest Images

Trending Articles