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2月の10日に下田市と河津町に行ってきました。
爪木崎の水仙まつりと河津の河津桜まつりを見るためです。
水仙まつりはここ最近の強風によって水仙の大半が駆逐され、河津の桜の方はまだぜんぜん咲いていませんでした(笑)。ま、ニュースで「河津桜の開花がすごく遅れているから祭りの期間の延長の検討をはじめた」というのをテレビで見たので、敢えて行ったんですけどね(笑)。河津桜まつりはこの開花前の時期の方が味がある。私は河津には詳しいのです。
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河津桜祭りの場合、大きな駐車場があるわけでなくて、町の随所の空き地が有料駐車場になるのですが、当然、こんな見た目の桜にあえて来る日本人など少数。駐車場ガラガラ。料金徴収のために各地に配置されている人の人件費(時給はおそらくかなり安いだろうが)だけで、かなりの経済損失なのではないか。やっぱり中華の人が多いんですけど、バスで来ている。中国人ってこんなところに来てどう思うのかな。本土の方がもっとずっと広くて楽しいだろうに。
下田の水仙まつりの方ですけど、水仙がかなり寂しくなっているとはいえ、何年か前に大風で潮嵐で水仙が全滅してしまっていたときと比べたら、水仙は倍ぐらいあって、それなりに楽しめました。水仙ってとても可憐。崖の上の方は風によって無くなってますけど、地べたの方は結構残っています。
この水仙まつりの時期だけ浜辺に仮設食堂ができていて、ここで食べたサザエがとても美味しかった覚えがあって、今回もこれをじゅるりと味わおうと思って勇んで行ったら、「ごめん、今日は売り切れ」と言われました。残念。すごく残念。
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代わりに食べたのが、「下田名物さんま寿司」(900円)と「小アジ姿寿司」(1000円)。
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クソうまい。下田に住んでた頃は、「なんで南国伊豆でサンマやねん」「サンマって北の魚やろ」と思ってたまに食べる程度だったのですが、今になって思うとこんなうまいものあんのか。今の私はサバの脂くささはいささか忌避なのですが、サンマだったらいくらでも食べられる。小アジ寿司は西伊豆の名物でしたね。(初めて食べました)。くっそウマイ。実は伊豆沖でもサンマは獲れます。
イベント飯屋さんですけど、このお店すごいと思いました。ググってみますとこれをやってる「須崎のほうえい」さんは干物屋さんです。あそこの三叉路にあるあのお店か。でもだが干物じゃないものがとても美味い。13年前と較べると吹きっさらしじゃなくなったことがありがたく、でもサンマ寿司は600円→900円、サザエは1000円→1500円になっていますね。「金目鯛の押し寿司」(1800円)、「カマスの押し寿司」(1000円)、「カマスのひつまぶし」(1500円)、「マグロもつの串焼き」(600円)、「マグロ汁もつ入り」(800円)、「いけんだ定食」(1500円)など、ここでしか食べられないようなものが沢山あります。くそう、今の私が満腹状態でなければ。
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◎2月21日 香満満(シャオマンマン) (旧浜北市小林)
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夜になってお腹が空いて無性に辛い麻婆豆腐が食べたくなり、一人暮らししていた頃の私だったら丸美屋の(一つしか入ってない方の)辛いヤツで自作していたところですが、今日の私は豆腐を買ってなかったので検索したら、浜北大橋通りの量産型中華屋さんで美味しくて辛いお店があるとあったので行ってきました。
この場所はかつて長い間次男坊があり、そのあと阿里山→高山ラーメンのあった藤屋さんとなり、2023年に香満満さんになってしまった。
私は量産型臺灣飯店って気賀の桃源亭と三方原の阿里山にしか行ったことが無いのですが、以後「こんなに食えん」と思って敬遠していました。
しかし行って券売機を見て思ったのですけど、メニュとして辛い四川麻婆豆腐があるのだから、ここっていわゆる臺湾料理屋じゃないんじゃんね。ここはお得なセットが主体ではなく、単品をひとつ注文すると無料ライスが付いてくる形でした。
四川陳麻婆豆腐(780円)と、券売機を眺めていたら、見たことのない「燃麺ランメン スープ好き(850円)」というのがあったのでもそれを注文してみました。
おくさまに「辛さは?」と聞かれて、当然辛いのが食べたくてきたので「辛口」と答えるつもりでしたが、即座に「ふつうでいいよね」と言われて思わず「辛いんですか?」と聞いたら「かなり」と言われて、ひるんで「じゃあ普通でお願いします」と言ってしまいました。この軟弱者っ。
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しかし、結果的にそれで正解でした。
私はそもそも辛さに弱いんですよ。わたしが欲しかった辛い麻婆豆腐はまさにこのお店の「ふつう」でした。かなり辛い。
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こっちは「燃麺」ってあるから「辛いのか?」と思って食べたら全然そんなことない。もちもちでいろんな味が入っていて、辛い麻婆と交互でとてもおいしく食べられます。この黒いのは何?と思って食べたのですけど、どうやら高菜を何かの別の味で煮付けたものでした。あとアーモンドと挽肉ごろごろ。これを混ぜ混ぜして食べます。正確には「宜賓燃麺(イービンランミェン)」というそうです。普段の私はスープの無いまぜめんなんて忌避する方ですが、スープなんてあったら今日の私は食べきれないに決まってましたから、これはこれで良かった。無料でおかわりし放題のライスなんてとてもとても。また来よう。
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◎2月21日 豚骨魚介系麺屋風雅麺MENYA FUGA (初生町)
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3ヵ月ぶり2回目。3ヵ月前に「これは私の好きな味だ」とビビビ!と来たのです。
なのに次に来たのが3ヵ月後(笑)。こっち方面結構来るのにな。
前回と同じ、チャーシュー豚骨醤油、1100円。
このお店、限定メニューがとても面白そうなのでもっと頻繁に通ってもいいのに。
(この日の限定メニューは「豚骨にぼし 鹿児島阿久根煮干し(たれいりこ)」でした)
豚汁味噌らーめん(オリジナル練り一味付き)も楽しそうですね。
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一口目でまぁ!おいしい。ぶたにぼです。いや、お魚の味はすごくて魚すっぱいけど、決して煮干し主体じゃないですね。いろいろなブシとかバランス良くあると思う。今思うと、故磐田さすけさんもそうだったんでしょうか。(「昨今ニボシの入手のコストが大変なんすよ」といつも言ってましたけど)
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これは食べ初めに撮ったスープで、後半のスープは写真に撮らなかったので違いが対比しづらいのですけど、いろいろブシが入っているのがわかる。でも具体的に何が入っているのかは料理音痴な私にはわからない。でもおいしいからいいのです。それなりにすっぱいけどクセが強く過ぎたりはせず、味は濃いけど決してモッタリとはしていず、舌触りに鋭さと底強さを持ち合わせている。なのに、全体の印象としたらアッサリ。とてもおいしゅうございます。
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麺は(あたりまえですが)サスケ麺とは違う。
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そうだ、蜜柑ジュースが出てくるんだった。油断していた。・・・と思って一口であおったら、林檎ジュースでした。ぶほっ。油断した。(果汁のジュースですと言っておねえさまが持ってきてくださったのでした)
折角来たんだし、もし余裕があったらすぐ近くの荒野のラーメンさんにも行こう(この日は健康診断で、前日と前々日食事をかなり少なくしていて、2日で2.5kg減らしていたのです。10日前は伊豆に行っていたからさらに2kg体重が多かった。すごいでしょ、最近の私は体重は自由自在だ)と思ったのですけど、当たり前ですがムリでした。無料ライスも付けましたからね(笑)。
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◎2月18日 中華そば仲屋自製家麺 (向宿町)
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4ヵ月ぶり3回目。仲屋さんのキラキラ輝く黄金の塩スープが食べたくて行ったのです。
店頭には期間限定らしい煮干しラーメンの幟がはためいていたのですが、私は煮干しラーメンってどちらかと言えば苦手だし、絶対に太陽の息子イェルマリオのような塩の方が十倍ウマイに決まっているし、今の私はとても塩ラーメンづいていて、メイキラさんの塩ラーメンと一凛さんの塩ラーメン(※まだ食べてないです)との味較べもやっておきたいところで、券売機の前に立っている間も塩ラーメンのことしか考えてなかったのですが、なぜか煮干しラーメンの箇所を押していました。なんぞなぞもし。
濃厚煮干しそば(1200円)に三種のチャーシュー盛り(300円)をトッピング。
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煮干しラーメンは「端麗」と「濃厚」の二種類あって、濃いか薄いかどっちかと聞かれれば濃い方かなと。(苦手だ苦手だと言っているくせに)。また前回、「追加チャーシュー三種盛りはやりすぎだった」と言っていたくせに、券売機には親切に写真が載っているのに、私は「ん?」と思って、ついつい追加をまたしてしまいました。つくづく今日の私はおばかさん。
でもだがしかし、チャーシュー追加は結果的に(今回に限っては)正解でした。煮干しにデフォルトに付いているチャーシューは二種で、それだけでも手が込んでいて満足度が高い物ですが、私がこれまで一番気に入ったと言った「炙り豚肉チャーシュー」は、(煮干しの風味をジャマするため?か)省かれたものになっていたのです。いやいや私はこれを一番食べたいんですよ。そして結局、豚炙りが一番イワシに合ったと思いました。(※個人的な見解です)。
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さて、常日頃私がいやだいやだと言っている煮干しスープです。ここ1年でいくつかのお店でいくつかの煮干しラーメンを食べた気がしますけど、お店ごとに感興が全然違うんですね。それは楽しいと思いました。この仲屋さんの場合、いつも私が「苦手だ」と言っているくさい煮干しの香りがまずぶわっと強烈に押し寄せるんですけど、一瞬の時間差でそれを上回るそれ以上の数々の香味が、即座に口の中を覆い尽くす。これは凄い。これは旨い。
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デフォルトで豚肉の炙り肉の代わりに入っているバラノリですが、これどう使うんだろうと思っていましたが、中半以降に試しに灰褐色の中に混ぜ入れてみましたら、これすげえ、ニボシの風味と相まって海の香りになる。では卓上にある煮干し酢はどうなのかと1滴入れてみますと、こりゃすげえ、味が激変する。
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うっかりスープを全部飲み干してしまうところだったよ。すんでのところで(前回断念した)替え玉を注文できました。0.5玉。
今日も全然お腹が空いていない日だったのに、ペロリでしたよペロリ。
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替え玉が、最初の麺と全然違う食感なのですが、これが味変に良いのでしょうか。ちゅるりでしたよちゅるり。替え玉の時は煮干し酢を存分に入れて、鮮やかな爽やかさをめちゃくちゃ楽しみました。こりゃうめえな。私は本当に煮干し味が嫌いなのかな。(煮干し自体はそれほどでもないんですよ。幼少期にぼしをおやつがわりに食べさせられて育ちましたもん)
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◎2月17日 豚醤骨油ラーメンななし (袋井市旭町)
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去年の10月ぐらいに袋井においしい朝ラーメンの家系ラーメン屋さんができたって話があって、でも袋井は遠いし、私は家系って伊豆にあるので満足だし、蔵前家さんの記憶だけで10年は大丈夫かなと思っていたのですが、またニッポン城めぐりさんで合戦イベント(三増峠の戦い)が始まってしまい、毎日35kmドライブしないといけなくなってしまったので、敢えて行ってきました。私は今回北條方ですよ。
朝7時開店なので6時半に家を出たらいいかなと思って行ったら、7時前の国道一号線ってめちゃくちゃ詰まっているんですね。お店に着いたのは7時半でした。「駐車場が難易度高い」と聞いていたのですが、私が来た時点で2台の空きがあった。「やった」と思って、運転技能にはいささか自信があるわたくしは、難度が高い方の空きスペースに停めようと思っていろいろやっていたら、何度か切り返しを試みていたところでコンコンと車の窓を叩いてくる人がいて、見てみたらいかめしい顔のガタイの良い若者。「じぶん今出ますから」と言われて隣が空いた。優しい! やっぱりラーメン好きな人って心優しい人しかいないんだな。私が駐めようとしたあの箇所って、両側埋まっていたら泊めるのムリなんじゃないか。
チャーシューメン並、1250円。
私が写真を撮るのは日記代わりなんですけど、とったあと麺以外撮影禁止って書いてあるのに気づきました。ごめんなさい。それを見ていたオリエント特急似の店主には何も言われませんでしたけど。ごめんなさい。
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出てきた麺を見て。表面に漂う鶏油の見た目が特異的だと思いました。
味は良い。ただ松壱家さんや蔵前家さんや吉田家さん等で感じた「懐かしさ」を全く感じなくて、「これは新しいラーメンなのだな」と思いました。おいしいのだとは思う。これは人気になるのは分かる。
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もちろん塩味はありますが、ぜんぜんしょっぱくない。そりゃそうですよねえ。なんで普通は塩辛いということになってしまったんだろ。
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麺はSASUKE製だそうです。最近不思議な酒井製麺を続けて食べたので、かえってこれはうまい。
でも私が一番刮目したのはやっぱりチャーシュー。前日食事を抜いていたのでお腹が空いていたはずでしたが、あんまり食べられない朽ちた心持ちでもってチャーシューを食べていたら、チャーシューが2種類あることに気づいた! ついこのあいだ沼津で食べた家系赤チャーシューだ! めちゃくちゃ嬉しくなりました。
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◎2月15日 ラーメンギョーザ凡太 (上石田町)
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ここも私の仕事からの帰り道にあるのですが、過去に1回か2回来たぐらいでしたかね。前回はおそらく10数年前。注意書きの張り紙が多いお店。
パーコーラーメンの塩、990円。
パーコー(排骨)って私は20代の頃に住んでいた富士市で、家の近くにパーコー麺がウリのお店があって、それはそれはとてもおいしかったんですが、それ以来いわゆるパーコー麺を食べた記憶がありません。パーコー麺って40年ぐらい前のブームだったと言ってよろしいかしら。それが浜松ではここのお店でだけ今も食べられる。(もしかしたら臺湾料理店では今でも普通にあるのかしらね)。「骨を排する」って、中国の肉の調理史的に複雑なところがあるのでしょうかぬん。
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パーコー、めちゃくちゃおいしい。私の記憶の中にある(富士のもの)よりかなり薄いが、めちゃくちゃおいしい。骨は中に無い。なんで骨なんだろう。
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スープの味はとても優しくて、まあ何かとても優しかった。でもそんなことどうでも良くて、とにかく排骨が美味しい。
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◎2月13日 天日地鶏 (旧浜北市小林)
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私の家から車で10分で、かつて何度も通ったお店だったんですけど、何年ぶりなのでしょう。10数年ぶりだと思います。
このお店で私がよく食べていたメニューは超傑作だった「鶏そば」と「赤みそラーメン」だったと思いますが、諸般の事情でそれらは現在販売されておらず、でも大丈夫、十何年も前から主力作品だった「讃岐コーチンの塩ラーメン」は残っております。とはいっても、このお店の塩ラーメンがどんなのだったのかぼんやりとした記憶になっておりますので、今日はそれを食べに来ました。すぐ近くにあった美濃口園も10年ぐらい前?に無くなってしまいました。
ランチメニューの(とはいってもこのお店はランチ時間にしか営業していない)、「塩ラーメンと大山どりのタタキ丼のセット」(1050円)を注文しました。いつもの私だったら絶対必ずチャーシュートッピングをするところですが、このお店は「チャーシュー追加」というのができません。(十何年も前に「できない」と言われた)。
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むむむ、改めて見ますと私の脳内の記憶よりも透明度が低いんですね。
味わってみますとパンチがある。力があっておいしい。たとえるならばコンソメのような鬼の鉄棒のような打撃武器がスープの中央にいます。勝手ながら私の塩ラーメンの理想の根幹が七福神壱さんだとして、東の極みにいこいさんのひたすら透明な塩ラーメンがいるのだとしたら、西国の中枢の山にこのラーメンがありまして南北朝時代の宋と盛んに交易をしてましたら自然と筋肉もりもりとしてましたみたいな感じ。あるいはいこいの塩は摩周湖で、七福神壱は諏訪湖で、天日地鶏が大きな浜名湖みたいな感じ。どれもおいしいです。見た目がこんなにシンプルなのに、今切れ口から流れ込んできている遠州灘からの濃い養分の塩水がいろんな澪(水脈)を作っておる。1枚だけの大きなチャーシューは相変わらず私がすごく大好きなものです。
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鶏タタキ丼はずいぶん見た目が変わっています。
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◎2月10日 家系ラーメン沼津家 (沼津市平町)
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30代の頃、沼津にミケちゃんが住んでいたから頻繁に通っていたお店。私の青春の味。
8年ぶりの訪問です。
時が止まっているかのような感想を感じました。
無口で動きが少ない店主は、ちゃんと客の動きに動作少なく反応していまして、見ていてとても好ましい。これだよこれ、これが沼津家。30年前からずっとこうなんですよ。ジェット家もこうだから。
券売機が新しくなっていまして、新札に対応したのでしょうが、でも券を買ってみましたら昔ながらのプラスチック札が出てきて驚きました。昔の券売機をそのまま表装だけ新しくして、札挿入口だけ新札対応にした形でしょうか。ここまでプラスチック札にこだわるとか、これってかえって装置費が高くなっているんじゃないでしょうか。元祖に対する敬意が強いのだと思う。あんなに感情のない人の見た目なのに。
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チャーシューメン、970円。
うまっ。
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伊豆の家系は昔も決して塩っぱくなかったんですよね。
穏健な豚骨醤油。とてもうまい。
私の横浜家系の思い出の基本であった下田のラーメン倶楽部宝来家さんは、また建物ごと無くなっていました。次はどこに移転したんだか。
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麺は酒井製麺で、わたしももうこの特異な麺には少し慣れましたけど、一番おいしいのは吉村家ゆずりの赤い燻製チューシューで、今のご時世これはサービス過多すぎないか。好き。ほんと好き。
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◎2月9日 横浜ラーメン斎藤家 (旧修善寺町瓜生野)
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5ヵ月ぶり2回目。気になっていた「レタストッピング」を試したくての再訪です。
伊豆の家系では新鮮パリパリな生野菜は欠かせないと思うの。
チャーシューメン1150円に、レタス150円。
5ヵ月前はキャベツもレタスも100円だったのに、世の移り変わりが激しすぎます。
でてきたレタスを見て絶句。ななななぜレタスを茹でる!?
キャベツならいざしらず、茹でたレタスが出てくるなんて思いもしませんでした。
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えええー、レタスってしゃくしゃくした歯触りを楽しむものなんじゃないの? くたっとしている。レタスの匂いなんてものにこれまで気に留めることがあったことなんてありませんけど、湯通しすると独特な変な青臭さが猛烈に強調されて、これはとても個性的なラーメンです。生のままレタスが載せられてくる火の車大喜さんは唯一無二でしたか。でも出てきてしまったものはしようがないので食べてみますと、これはこれでとても変わっていて、ありかといえばありですね。茹でてあってもシャクシャク感は少しだけある。
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スープは改めてしょっぱい系。静岡県では塩辛い家系は珍しいので、これから慣れないと。
しょっぱいけど十分おいしいです。
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麺は酒井製麺で、つるつるしている舌触り。
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おおぶりなチャーシューはとても好きな味わいの物で、満足度が高い。
今回もとてもおいしゅうございました。店主がとても凜々しい女剣士みたいで、改めておののく。
◎2月8日 つけ麺らーめん7福神壱 (小池町)
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10訪目。今日も塩ラーメン(770円)に追加チャーシュー(210円)。
もう塩ラーメンの私の基準にこのお店のラーメンがなりつつある。決してプレーンなだけの味なわけではなくて、ガリア人みたいな野性の攻撃性も持ち合わせているんですけどね。ほんとおいしいです。
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このチューシューもふんわりやらわかく弾力があって、味がやさしくて大好きです。
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◎2月6日 北海道ラーメンひよこ軒早出店 (早出町)
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浜松市で怒涛の進撃をつづけるかもめ亭グループが2024年6月に作った新店。カモメ屋さんはなぜだかこのご時世に超格安で多彩なメニューを打ち出してきているのです。でもなぜ私がこの快進撃を心理的に拒んでいたのかといえば、徒歩2分のところにできたアヒル軒(2024年1月)にあまり通えていないから。
・・・と、面白くないことを言ってても仕方が無いので、意を決して行ってきました。がぁがぁ。
札幌味噌ラーメン(650円)にチャーシュートッピング(+150円)。
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む、「こんなところだろうな」という想定を3段階ぐらい上回ってくるお味。カモメ亭すげえ。純粋においしいんですよ。
150円のチャーシューも私が1年前に家鴨で食べて「残念」と思ったときより少し進化しているか。
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なにより、店員のおばちゃんと外国人ぽいおねいちゃんが「40年ぐらいある町の中華屋さん」みたいな感じがあってめちゃくちゃ好ましかったです。浜北のアヒルには若いのしかいないですからね。麺は林製麺。名古屋の製麺所?
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◎2月3日 横浜家系麺匠家 (恒武町)
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お腹が空いたので麺匠家さんへ。私の家から車で10分で、とても行きやすいお店です。
醤油チャーシューメン(1090円)にホウレンソウ(150円)をプラス。
ホウレンソウをこのスープでぬたぬたにするとうまい。
かつて蔵前家さんでは海苔とほうれん草が等価で、このやり方をノリとホウレンソウで繰り返していたのですが、他のお店では海苔が弱いので海苔を追加注文することはなくなってしまいました。蔵前家さんの海苔はとてつもなく美味しかったんですよね。3年後ぐらいに帰ってきてくれると思うので、私はひたすらに待つ。
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◎1月27日 濱松忍者系ラーメン麺創房一凛いちりん (名塚町)
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忍者系の中でもとりわけ名の高いお店(2014年開店)なのですけど初訪。たびたびお店の前は通るんですけど、駐車場が難易度が高くて、いつも前を通るとき車がいっぱいなんですよね。今日は意を決して忍術(米遁の術)を使ったら、一台ちょうど出て行くところでした。やった。
忍たまラーメン(950円)にチャーシュー2枚をトッピング(+250円)。
券売機のところには「忍たま(豚骨醤油)」としか書かれていないので、「うそっ!? ここも伊賀流じゃないの?」とびっくりしかけたのですが、中に入って詳細なメニュー帳を見てみますと、ちゃんと「忍者系の代名詞 伊賀忍者ラーメン(豚骨醤油)」と解説がありました。よかったよかった伊賀流だ。にんにん。
私の写真じゃそうは見えませんけど、麺ならびがとてもキレイです。これはきっと伊賀流とは別の忍術を使ってますよね。
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麺が忍者麺(楕円太麺)じゃない。そもそも入口及び店内の壁に「武田製麺所」と書いてあって、「ああここは自家製麺じゃないのね」と思ったのですが、メニュー帳には「麺はすべて自家製麺です」と書いてあって、「どういうこと?」と惑う。ふと横を見ると製麺室の扉があり、要は店内にあるこの製麺室のことを「武田製麺所」と名付けているってこと? 店主のお名前が武田さんなのか、もしくはここだけ甲州流忍術を使用しているのか。(※浜松経済新聞に店主が武田さんだと書いてありました。真田十勇士は関係なかった)
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スープが最初インパクトを感じられず、「おしゃれ系忍者だな」という印象を持ちかけたのですが、3口目、4口目と食べて行くにつれて、めちゃくちゃ美味しくて感激している私がいました。なんだこの忍術。凄く美味い。
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チャーシューはそれほど大ぶりではないものの、味は香り芳醇な忍者チャーシューそのもので、幸せ感がはち切れました。とても良い店だ。私が大好きな忍者チャーシューは忍者のお店でしか味わえない。
メニューには「支那そば」「塩そば」「忍たま」の定番と、他の忍者には無い「醤油鰹鳥そば」と、なぜか「富山ブラック」がレギュラーとなっており、また期間限定メニューもあるそうです。
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